米大統領、FBIへの脅迫を批判

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共同通信

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は30日、トランプ前大統領が機密文書を不正に持ち出したとみて捜査を進める連邦捜査局(FBI)の職員らへの脅迫が相次いでいることについて「うんざりしている」と批判し、FBI非難を強める一部の共和党員やトランプ氏支持者らをけん制した。東部ペンシルベニア州での演説で語った。

 民主党のバイデン氏はトランプ氏の邸宅マールアラーゴへの家宅捜索に関して事前には把握していなかったとしており、捜査への直接的な言及をこれまで避けてきたが、一転して捜査当局を支える姿勢をアピール。11月の中間選挙を前に共和党への対決姿勢を強めている。