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共同通信
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【チュニス共同】アフリカの島国マダガスカルで29日、誘拐や殺人の疑いで拘束中の容疑者らに報復しようと大人数が警察署に殺到、制止のため警察当局側が発砲し、19人が死亡した。ロイター通信が30日、伝えた。
現場は首都アンタナナリボから南に約300キロの町イコンゴ。警察署には当時、生まれつき肌が白い「先天性白皮症(アルビノ)」の少年を誘拐し、その母親を殺害した容疑のある4人がいた。
少年の行方は不明。ロイターは、押しかけた人々と少年の関係性については触れていない。
アフリカの一部ではアルビノの人の体を手に入れると幸運になれるとの信仰がある。