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共同通信
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農林水産省は31日、主要な野菜14品目の9月の価格見通しを発表し、ネギやトマト、ダイコンが9月いっぱい高値が続くと見込んだ。ニンジンは9月前半は高値で推移すると予想。主産地の北海道や東北地方で8月の長雨による日照不足で生育が遅れ、出荷量が平年を下回りそうなため。
ハクサイとキャベツは生育良好で安値の見込み。レタスは前半は安値だが、後半は平年並みと予想。タマネギやキュウリ、ナスなどは平年並みとしている。
調査は東京都中央卸売市場に出荷される品目が対象。価格が直近5年間の水準と比べ80%未満なら「安値」とし、120%以上は「高値」としている。