ママ友「飯食わせん」と暴力

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共同通信

 福岡県篠栗町で2020年4月、碇利恵被告(40)=保護責任者遺棄致死罪で懲役5年、控訴=の5歳だった三男を餓死させたとして、同罪などに問われた「ママ友」の赤堀恵美子被告(49)の裁判員裁判第3回公判は31日午後も福岡地裁で続き、碇被告は、赤堀被告が「3日間、飯食わせん」などと言って三男をつかみ、投げ飛ばしたと涙ながらに証言した。

 碇被告によると、既に食事制限が始まっていた19年11月ごろ、三男翔士郎ちゃんが許可なく物を食べることがあり、碇被告宅を訪れた赤堀被告が「もう食うな」などと言い服をつかみ、マットレスの上やクローゼット内に投げ飛ばしたという。