大分県が解決金支払い方針

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共同通信

 大分県立高の女子生徒が、男性教諭(懲戒免職)との関係に悩んで自殺を図り、重い障害が残ったとして保護者が県に損害賠償を求めた訴訟で、県は31日、解決金500万円を支払い和解する方針を明らかにした。9月の県議会に議案を提出する。

 保護者は2020年1月、県に約1億3千万円の支払いを求め大分地裁に提訴。訴状によると、生徒は妻子がいる元教諭との関係に悩み、19年1月に自殺を図って昏睡状態になったとしている。

 元教諭は19年7月に免職された。生徒にみだらな行為をしたとして、県青少年健全育成条例違反罪で罰金刑を受けている。