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共同通信
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米国、英国、フランス、ドイツの各政府は1日、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が報告書で中国の新疆ウイグル自治区での「人道に対する罪」の可能性を指摘したことを受け、中国政府に人権侵害の即時停止を求めた。不当に拘束した少数民族ウイグル族の解放も訴えた。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官は記者会見で「中国が続けるジェノサイド(大量虐殺)や人道に対する罪への懸念をさらに深めた」と表明。ブリンケン国務長官は国際社会と協力し、中国の責任追及を進める考えを示した。
トラス英外相は、恣意的な拘束や拷問を示す信ぴょう性のある証拠が報告書に含まれたと指摘した。