中国・成都でコロナ自宅待機要請

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共同通信
中国四川省成都市で、食料などを買うために並ぶ市民ら=1日(共同)

 【上海共同】中国四川省成都市は1日午前、新型コロナウイルス対策として同日夜から約2100万人の全住民に自宅待機を求める通知を出した。期限は示していない。交流サイト(SNS)によると、住民が買いだめに殺到するなど混乱が生じている。

 市は1~4日に全住民対象のPCR検査を実施し、1日夜からスーパーや薬局などを除く商業施設は営業停止にする。各世帯1人が1日1回、近所へ生活物資を買いに出られるとしている。

 重慶市の日本総領事館によると、成都市の在留邦人は約300人。中国メディアによると、成都市の8月31日の新規感染者は約150人だった。