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共同通信
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日本の民間非営利団体「言論NPO」と韓国のシンクタンク「東アジア研究院」は1日、日韓で約千人ずつを対象に7~8月に実施した世論調査の結果を発表した。相手国の印象が「良くない」と答えた日本人は40.3%(前年比8.5ポイント減)、韓国人は52.8%(同10.4ポイント減)で、互いの国民感情に改善が見られた。
言論NPOは、米中対立の激化を背景に、米国と同盟を組む民主主義国としての共通の立場が「両国民の相互理解をけん引している」との見方を示した。
5月に就任した尹錫悦大統領に対し「良い印象」を持つ日本人は20.1%で、文在寅前大統領の2%から大きく伸びた。