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共同通信
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明治のシンガポール子会社が身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」によるサイバー攻撃を受け、10万ドル(約1400万円)の支払いを要求されていることが1日、明治への取材で分かった。明治の事業活動への影響はないという。
攻撃したのは世界最大のサイバー犯罪集団「ロックビット3.0」。匿名性の高いダークウェブのサイトに犯行声明を出し、9月25日までに10万ドルを支払わないと盗んだ情報を公開すると脅迫している。
明治によると、攻撃を受けたのは菓子の製造や輸入販売を行う子会社のメイジセイカ・シンガポール。盗まれた情報の詳細は確認中という。