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共同通信
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気象庁は1日、今年の梅雨入り、明けの時期の確定値を発表した。速報値で梅雨明けの時期を6月下旬としていた九州南部と北部、四国、中国、近畿、東海、関東甲信の7地方をそれぞれ24~28日間ずらし、7月下旬と大幅に修正した。北陸、東北南部と北部は特定できないとした。多くの地方で観測史上最速の梅雨明けとされていたが、記録ではなくなった。
気象庁は、速報値で梅雨明けの根拠とした6月下旬から7月初めの記録的な猛暑は「梅雨の中休みと言っていいような状態」と説明。7月中旬から偏西風の南下に伴う上空の寒気で、大気の状態は不安定になり、梅雨が続いていたと判断した。