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共同通信
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神戸市西区の私立滝川第二高の野球部監督(52)が、新型コロナウイルスに感染した部員を「〇〇(生徒の名前)菌」と呼ぶなど暴言を吐いたとして、同校が兵庫県高校野球連盟に報告書を提出していたことが2日、学校側への取材で分かった。同校は春夏合わせて7度の甲子園出場経験がある高校野球の強豪。
同校によると、監督は4~5月、新型コロナに感染した部員へ暴言を吐いたり、複数の顧問教員らを生徒の前で叱ったりしたという。同校の調査に監督は部員を「〇〇菌」と呼んだことは否定したが、関係者への聞き取りなどから暴言やハラスメントがあったと認定した。監督は部員らに謝罪したという。