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共同通信
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福岡県篠栗町で2020年4月、碇利恵被告(40)=保護責任者遺棄致死罪で懲役5年、控訴=の5歳だった三男を餓死させたとして同罪などに問われた「ママ友」の赤堀恵美子被告(49)の裁判員裁判第4回公判が1日、福岡地裁であった。証人出廷した碇被告は、亡くなる約1カ月前に三男の腹を赤堀被告が指で触り、体の痩せ具合を確認していたと述べた。
碇被告によると、毎日のように碇被告宅を訪れていた赤堀被告が20年3月、三男翔士郎ちゃんに服を胸ほどまでめくらせ、腹を人さし指でさすり「こんなにへこんでいる。こうなったのはママのせい」と言った。碇被告は身ぶりを交え証言した。