ゴミ清掃車を白いキャンパスに
NY市衛生局、絵画描くアーティスト募集
ニューヨーク市衛生局(DSNY)は、公共プロジェクト「トラック・オブ・アート」として、ゴミ収集車のボディに絵画を描くアーティストを募集している。4万6千ポンド(約21トン)のゴミ収集車の前面をはじめ、背面と側面の約400平方フィートを白いキャンバスに見立てる。タイムアウトが8月30日、報じた。
廃棄物ゼロを目指すDSNYの方針に基づき、アーティストが使用できる絵の具は、廃棄かリサイクルされるはずだったものに限られるなど、いくつかのルールを適用。DSNYのエッセンシャルワーカーを称えるデザインが優先されるという。
募集の締め切りは、18日午後11時59分。選ばれたアーティストには、9月中旬までにDSNYから連絡が届く。絵画を描く期間は、9月中旬から10月上旬で、報酬は支払われない。ペイントされた収集車は、市内を走るのに先駆けて、10月中旬に開かれるDSNY主催のメディア向けイベントで公開される。
アーティスト以外でも、9月18日にユニオンスクエアで開催されるセイフ・ディスポーザル・イベント、または市内5区にあるDSNYの特別廃棄物持ち込み場所に、不要な缶やチューブ、スプレー塗料を持ち込むことで、同プロジェクトに貢献することができる。
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