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サブウェイ・サーフィン、若者間で相次ぐ
極めて危険、今年に入り急増

ニューヨーク市内を走る地下鉄車両の上で走り回る行動が若者の間で相次いでいる。極めて危険な行動は「サブウェイ・サーフィン」と呼ばれ、今年1~7月で約630件発生。昨年同時期の96件から急増しており、大けがをする事故も起きている。ガーディアンが1日、伝えた。
6月にSNSで広まった動画では、走行中の地下鉄Jラインの車両屋根を全力で走る人たちが確認できる。ウィリアムズバーグ橋からイーストリバーまで135フィートもの高低差があるにもかかわらず、車両から車両へと飛び移ろうとしている。
これとは別に、15歳の少年がクイーンズ区を走っていた7ラインの上で頭部に大けがを負う動画が拡散された。大量に出血した少年を駆け付けた救急隊員が救助しているものの、少年の頭蓋骨の一部が分離した状態が映っていたという。
地下鉄が開通した1904年から同様の行動はしばしば起きており、死亡した人もいた。昨年からは10代の少年の間で流行し、動画をSNS上にアップするなどしている。彼らに言わせれば、サブウェイ・サーフィンが持つ「リスクは魅力」なのだという。
先週、地下鉄に乗っていたブルックリン区在住の男性は、8人ほどの少年たちが車両の上によじ登るのを目撃した後、車両の上から届く足音を耳にした。男性は「信じられないような愚かな行動を見るのは悲しい」と話した。
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