和歌山知事選、小谷氏を推薦へ

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共同通信

 自民党和歌山県連は3日、任期満了に伴う和歌山県知事選(11月10日告示、同27日投開票)に青森県総務部長の小谷知也氏(43)を擁立する方針を決めた。小谷氏は無所属で出馬する見通しで、県連が近く党本部に推薦を上申する。知事選には国民民主党を離党し、衆院議員を辞職した岸本周平氏(66)が無所属で立候補する予定で、自民に推薦依頼を出している。

 小谷氏は和歌山市出身で京大法学部卒。2002年に総務省に入省し、大臣官房秘書課の課長補佐などを経て21年8月から青森県総務部長を務めている。

 4期目の仁坂吉伸知事(71)は多選などを理由に出馬しない意向を表明している。