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共同通信
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奈良県天理市の住宅で男女2人の遺体が見つかった事件で、天理署は3日、司法解剖の結果として、いずれも首を刺されたことによる失血死だと明らかにした。署によると、2人とも上半身に複数の外傷があった。
遺体発見数時間前の1日未明には、奈良市の名阪国道で乗用車による追突事故が発生。車両の名義人の住所がこの住宅だった。住宅からは血の付いた包丁のようなものが見つかった。
天理署は乗用車を運転し、意識不明の重体だった男性が事情を知っているとみて容体の回復を待っていたが、その後に死亡が確認された。殺人事件とみて調べている。