「バイデン氏こそ分断を招いた」

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共同通信
3日、米東部ペンシルベニア州で集会を開いたトランプ前大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】トランプ前米大統領(共和党)は3日、11月の中間選挙に向けて東部ペンシルベニア州で支持者集会を開いた。南部フロリダ州の邸宅マールアラーゴが8月上旬に連邦捜査局(FBI)の家宅捜索を受けて以来、初めての大規模集会。自身や支持者らの運動を「民主主義への脅威」と批判したバイデン大統領(民主党)を「憎悪に満ち、分断を招いた」と非難した。

 トランプ氏は「バイデン政権が最大の政敵の自宅に侵入した」と家宅捜索を批判。中間選挙での共和党の上下両院奪還へ、バイデン政権と民主党への攻撃を先鋭化させた。大量の機密文書を持ち出した理由についての説明はなかった。