Published by
共同通信
共同通信
【キーウ共同】ウクライナのエミネ・ジャパロワ第1外務次官は4日までに共同通信の単独取材に応じた。2月24日のロシアの侵攻でウクライナ世論が一変したと指摘し、2014年に強制編入された南部クリミア半島を含む全領土を取り戻す必要性を強調。領土奪還で妥協しないと明言し、ロシアとの停戦交渉の可能性を否定した。戦闘は一層の長期化が見込まれる。
ジャパロワ氏は「ウクライナ社会は2月24日まで軍事力でクリミアを取り戻すことを真剣に考えたことはなかった。しかし、外交努力は何の成果も出せず、ロシアが攻撃してきたことで全てが一変した」と説明した。