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共同通信
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厚生労働省は4日までに、介護現場で働く外国人技能実習生らを、就労開始とともに職員の配置基準に算入する方向で検討を始めた。現在は研修などを受け、6カ月働かなければ算入対象にならない。厚労省は見直し案の狙いを「待遇改善」と説明するものの、介護人材の慢性的な不足が背景にありそうだ。慎重な意見が多く、今後も議論が続くとみられる。
介護施設では、入所者3人につき職員1人以上で対応するといった人員配置基準がある。就労半年未満の技能実習生らが働いていても、基準を満たしたことにならず、別に職員を充てるなどの対応が求められる。
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