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共同通信
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第6、7管区海上保安本部は4日、台風11号を受け、改正海上交通安全法に基づき、大型船に対し瀬戸内海の西部海域からの避難を勧告した。6管(広島)によると勧告は、制度を盛り込んだ改正法が昨年7月に施行されて以来、全国初。
対象海域は、広島、山口、愛媛、福岡、大分の5県が面する瀬戸内海。6管と7管は4日午後2時以降、自動車運搬船や客船などに、台風の影響が少ない海域への避難を促した。勧告の解除は、台風の動きを踏まえて判断する。
7管(北九州)によると、管轄内の勧告対象海域では4日午前、6隻が航行するなどしていた。