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共同通信
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【北京共同】中国国営通信、新華社の傅華社長は4日までに、雑誌への寄稿で習近平共産党総書記(国家主席)の「世界レベルの領袖」としてのイメージを打ち出す方針を表明した。絶大な権限を誇った毛沢東に使われた「領袖」の呼称を、3期目入りを目指す習氏が10月の第20回党大会で得るための布石である可能性がある。
党関係筋によると、党大会で党の最高規則である党規約を改正し、習氏を「人民の領袖」と位置付ける案が議論されている。実現すれば、毛に迫る指導者としての権威が確立される。
新華社は、世論工作を担う事実上の党の宣伝機関。
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