Published by
共同通信
共同通信
鹿児島県南大隅町で4日、自転車ロードレースの競技中に起きた転倒事故で、主催団体は5日、意識不明で搬送されていた選手が4日深夜に死亡したと明らかにした。死亡したのは法政大1年の塩谷真一朗さん(19)で、死因は頭や首の損傷だったとしている。
日本学生自転車競技連盟によると、4日午前11時ごろ、自転車の全日本大学対抗選手権で、男子ロードレースの出場選手十数人が絡む転倒事故が起き、計3人が救急搬送された。うち2人は命に別条はない。
連盟はホームページで「ご本人のご冥福を心よりお祈りする。競技の安全性向上に関して再検討と改善を継続していく」とのコメントを出した。