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共同通信
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【パリ共同】フランスで民間企業に運営が委託された約30の公共プール施設が5日、エネルギー価格の高騰を理由に事前予告なしで営業を休止した。運営企業は、利用者の負担を急増させたくないとして各自治体に対策を求めている。フランスのメディアが伝えた。
フランスにある約4千の公共プールのうち約10%が民間に運営を委託しているとされる。プールの水を温めるため多くはガスを使用し、ガス価格の高騰が経営を直撃。今夏、国内の一部のプールは営業時間の短縮などで対応していた中、急な休業は驚きや怒りを持って受け止められた。