台風11号、九州北部に接近へ

09/05/2022

　大型で強い台風11号は5日、東シナ海を北上した。九州北部に接近し、6日朝にかけて対馬海峡を通過する見込み。気象庁は九州北部（山口県を含む）で5日夜から6日午前中に線状降水帯が発生する可能性があると発表。暴風や高波、大雨による土砂災害などに厳重な警戒を呼びかけた。九州南部、四国でも暖かく湿った空気が流れ込み、雨量が多くなる見通し。

　JR西日本は5日、山陽新幹線広島―博多間の運転を6日始発から夕方ごろにかけて取りやめると発表。新大阪―広島間も運転本数を減らす。JR九州は九州新幹線の博多―熊本間で6日始発から運転を見合わせ、熊本―鹿児島中央間で本数を減らす。