富山沖の遺体は不明の2歳男児

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共同通信

 富山県警高岡署は5日、氷見市の沖合で4日に見つかった遺体の身元を、8月20日から行方が分からなくなっている同県高岡市立野の保育園児高嶋怜音ちゃん(2)と確認したと発表した。司法解剖の結果、死後1カ月以内とみられ、死因は不明。署は、自宅周辺で用水路や川に転落し、海へ流された可能性があるとみて調べている。

 怜音ちゃんは8月20日午後6時40分ごろ、自宅で姿が見えなくなった。母親が目を離した隙に1人で勝手口から外に出たとみられている。署や伏木海上保安部(高岡市)が連日、自宅周辺の川や河口を捜索していた。