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共同通信
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浜田靖一防衛相は5日、海上自衛隊の司令部が集まる「海上作戦センター」(神奈川県横須賀市)を視察した。軍備拡大を進める中国を念頭に、自衛隊員らに「近隣国がわが国周辺で活動を活発化させる中、平和と安定を確保する使命は一層重い」と訓示。停泊中の新型護衛艦「もがみ」にも搭乗し、艦内を確認した。浜田氏の部隊視察は防衛相就任後初めて。
海上作戦センターは、自衛艦隊司令部や護衛艦隊司令部などが集約。浜田氏は、ロシアが極東で実施中の軍事演習の状況などについて報告を受けたとみられる。
もがみ艦内を視察後、記者団に「多様な任務に活用可能なもがみへの期待は大きい」と述べた。