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共同通信
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沖縄県は5日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、埋め立て予定海域のサンゴ類移植に必要な特別採捕許可申請をいずれも不許可にした。防衛省沖縄防衛局が7月に申請していた。
申請したのは、小型サンゴ類約8万4千群体、大型サンゴ類21群体、ショウガサンゴ8群体。県は不許可理由を「軟弱地盤を改良する設計変更が承認されていない。工事の実施が不可能な状況で、必要性が認められない」と説明している。
防衛局の担当者は「内容を精査し、適切に対応する」とコメントした。