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共同通信
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五輪選手の輩出実績もある水泳教室を運営する「イトマンスイミングスクール(SS)」(東京)の港北校(横浜市)でコーチとして働いていた男性=当時(23)=がうつ病を発症し、2019年に自殺したのは、職場の上司の叱責や同僚の嫌がらせが原因だとして、横浜北労働基準監督署が労災と認定したことが6日、分かった。遺族側代理人が明らかにした。認定は3月18日付。
叱責や嫌がらせの具体的な内容は公表されていない。両親はイトマンSSに計約9800万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。提訴は7月20日付。大阪地裁で今月6日に第1回口頭弁論があり、イトマンSS側は争う方針。