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共同通信
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【ロンドン共同】英与党の保守党党首に選出されたリズ・トラス外相(47)が6日、エリザベス女王の任命を受けて新首相に就任した。組閣後に政権を本格始動させ、喫緊の課題である物価高騰や、ロシアの侵攻が続くウクライナへの支援などの懸案に取り組む。女性首相は故サッチャー氏、メイ氏に続き3人目。
英国では原則、現在の保守党のように下院で過半数の議席を占める党の党首が首相に任命される。トラス氏が早期の下院解散を決断しない限り、次期総選挙は25年1月まで行われず、トラス氏は首相を務め続けることができる。
トラス氏は女王が滞在する北部スコットランドを訪れ、任命を受けた。