バス車体にデザイン、中見えず

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共同通信
園児が取り残された川崎幼稚園の通園バス(同園のHPより)

 静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で園児の河本千奈ちゃん(3)が通園バスに取り残され死亡した事件で、バスの車体全面にデザインが施され、外から車内の様子を確認しづらかったことが6日、県警への取材で分かった。

 園側が「車内を十分に確認しなかった」と説明していることが既に判明。県警は同日、業務上過失致死の疑いで幼稚園と市内の増田立義園長兼理事長(73)の自宅を家宅捜索し、バスも検証した。園児を降車させた際に車内の点検を怠った疑いがあるとみて、詳しい経緯を調べる。

 バスは18人乗りのバンタイプで、窓を含む全面にデザインが施されている。