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共同通信
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7日午前の東京外国為替市場の円相場は、円売りドル買いが大きく進み、1ドル=143円台前半で取引が始まった。早朝のシドニー市場では一時1ドル=143円57銭近辺を付け、1998年8月以来、24年ぶりの円安ドル高水準を更新した。米欧の主要中央銀行が利上げに動く中、静観し超低金利政策を続ける日銀の特異さが際立ち、円売り材料となっている。
午前10時現在は前日比1円57銭円安ドル高の1ドル=143円10~11銭。ユーロは32銭円安ユーロ高の1ユーロ=141円50~56銭。
米国経済指標が市場予想を上回り景気の底堅さが示され、前日NY市場で円安ドル高が加速した。