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共同通信
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大型で強い台風11号が接近した影響で、九州など西日本は6日、各地で強風や大雨となった。台風は日本海を北寄りに進み、近く温帯低気圧に変わる見通し。九州新幹線や山陽新幹線が計画運休するなど交通は乱れ、停電や通信障害も発生した。佐賀県白石町では5日に台風対策で上った屋根から転落した可能性がある70代男性が死亡した。
7日にかけて東日本では大気の状態が不安定となるとみられ、気象庁は大雨による土砂災害や浸水、河川の増水に警戒を呼びかけた。北日本では強風やしけになる恐れがある。
気象庁によると、長崎県対馬市で最大瞬間風速44.7メートルを観測した。