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共同通信
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安倍晋三元首相銃撃事件で、山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検、鑑定留置中=が奈良市にある世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連施設が入るビルに手製銃で試射し、火薬を製造したとして、奈良県警が建造物損壊や火薬類取締法違反、銃刀法違反容疑で立件を検討していることが7日、捜査関係者への取材で分かった。8日で事件発生から2カ月。
捜査関係者によると、事件で使用された手製銃や奈良市の容疑者宅から押収された手製銃に関して、銃刀法違反や武器等製造法違反容疑での立件も視野に入れており、鑑定を進め、発射実験などで殺傷能力を確認する。