政府、バス置き去り死で作業部会

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共同通信

 政府は8日、静岡県牧之原市の認定こども園で女児が通園バスに置き去りにされて死亡した事件を受け、関係府省によるワーキングチームを設け、再発防止に向けたマニュアル策定などを検討する方針を固めた。近く初会合を開く。政府関係者が明らかにした。

 ワーキングチームは内閣府と厚生労働省、文部科学省で構成。バス送迎する際の注意点を確認するほか、有識者の意見を聞き取るなどして再発防止策を策定する見通しだ。

 事件は5日に発生。3歳女児がバスで登園後、約5時間にわたり車内に置き去りにされ、熱中症で死亡した。バスから園児を降ろす際の人数確認などが不十分だったことが判明している。