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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連のグテレス事務総長は8日、エリザベス英女王の死去に「深く悲しんでいる」との声明を発表した。長年の公務に敬意を示し「世界は彼女の献身と指導力を長い間、忘れないだろう」と追悼した。
女王が品格や威厳で世界中の尊敬を集め、英国などの植民地支配からアフリカやアジアの国々が独立する激動の時代で「心強い存在だった」と振り返った。国連本部を2度訪れ「国連の良き友だった」と述べた。
昨年、英北部グラスゴーで開かれた国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)にビデオメッセージを寄せ、環境問題や慈善活動にも熱心だったと称賛した。