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共同通信
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【ニューヨーク共同】8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比193.24ドル高の3万1774.52ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインフレ抑制のため大幅利上げを続ける方針を表明し、米長期金利が上昇したことで利ざや改善が見込まれる金融株などが買われた。
ダウ平均が6日までは下落傾向が続いていたのを背景に、割安感が出た銘柄に買いが入ったのも相場を押し上げた。一時はFRBの大幅利上げ継続による景気後退懸念が優勢となり、約260ドル下げる場面もあった。