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共同通信
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【チェンマイ共同】タイのタクシン元首相の次女ペートンタン・シナワット氏(36)は、任期を巡って首相職務を一時停止されているプラユット氏について「任期は満了していると考えるのが妥当で、ほかの指導者に道を譲るべきだ」との考えを示した。10日までに共同通信の単独インタビューに語った。
ペートンタン氏は最大野党タイ貢献党の幹部を務め、世論調査で次期首相に望ましい人物として、プラユット氏に大差をつけてトップ。「新型コロナウイルスの影響で国は厳しい状況に直面しており、国民はより優れた指導者を求めている」と述べ、プラユット氏に代わる新たな首相の選出が必要だと強調した。