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共同通信
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北海道釧路市で6月、同居していた当時2歳と生後4カ月の男児計2人を自宅に放置したとして、保護責任者遺棄罪に問われた元会社員阿部光浩被告(35)に、釧路地裁(石川貴司裁判官)は12日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。
生後4カ月の男児は意識不明で発見され、死亡。釧路地検によると、死因は乳幼児突然死症候群(SIDS)だった。
石川裁判官は判決理由で「犯行動機はパチンコをしたいというもので、酌むべき事情は皆無」としつつ、阿部被告が事実を認め、甘い考えを改めるとしていることから執行猶予を付けた。