エリザベス女王に市民らお別れ

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共同通信
エリザベス女王のひつぎが安置されたセントジャイルズ大聖堂への弔問で行列する市民たち=12日、エディンバラ(AP=共同)

 【エディンバラ共同】英北部スコットランドのエディンバラにあるセントジャイルズ大聖堂に12日、死去したエリザベス女王のひつぎが安置され市民の弔問が始まった。夜を通じて13日午後まで続く予定で、人々は大聖堂前まで数キロにわたり長蛇の列をつくった。

 静寂に包まれた大聖堂の中、弔問者はひつぎから約3メートルまで近づくことができ、祈りをささげる人も。弔問を終えた人の多くが涙を拭っていた。

 6時間以上列に並んだブリジェット・グレインさん(79)は、エディンバラの宮殿で開かれたパーティーで女王を見たことがあるといい「輝くような笑顔でエネルギッシュだった」と振り返った。