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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米政権は9日、2023会計年度(22年10月~23年9月)に世界各地から受け入れる難民の上限を22会計年度と同じ12万5千人とする方針を発表した。トランプ前政権下での歴史的低水準と比べ、はるかに高い水準を維持した。ロシアによるウクライナ侵攻を踏まえ、欧州・中央アジアからの受け入れ枠を5千人増やした。
国務省はイスラム主義組織タリバンが実権を掌握したアフガニスタン、内戦が長期化するシリア、軍政が敷かれたミャンマーの人道危機も念頭に「増加するニーズ」に対処するためだと強調した。