ペットのモルモット、9匹を保護
販売禁じる条例案の必要性示す
ニューヨーク市の動物保護団体は先週、ハドソンリバーパークに捨てられていた9匹のモルモットを保護した。amニューヨークが8日、報じた。動物の遺棄が日常茶飯事のニューヨーク。動物保護活動家らは、ペットショップでのモルモットの販売を禁じ、保護施設からの養子縁組を促す条例案の実現に向け、市議会に働きかけており、条例の必要性を示す一例となった。
友人とハドソン川沿いをジョギングしていた移民弁護士のモリー・ハリスさんは7日、ハドソンリバーパークのピア66の植え込みに捨てられたモルモットを見つけた。モルモットたちは「かわいくて、きれいで、全く野生に見えなかった」(ハリスさん)。捨てられたペットだと、すぐに分かったという。
集まって来た人たちが獣医や保護施設に連絡。モルモットは公園局のアーバンレンジャーと、動物保護施設のネットワークである動物ケアセンター(ACC)のスタッフが助け、イーストハーレムにあるACCのシェルターに運ばれた。この施設には、他にも62匹のモルモットが保護されている。
ニューヨーク市で捨てられるペットは哺乳類に限らない。ACCは2021年、6740匹の迷子や捨てられた動物を保護した。この数には、他のシェルターや個人により引き取られた動物や、路上に残された動物は含まれない。
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