スター元米特別検察官が死去

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共同通信
ケネス・スター元米特別検察官(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】不倫もみ消しなどクリントン元米大統領を巡る数々の疑惑を追及したケネス・スター元特別検察官が13日、手術による合併症のため南部テキサス州ヒューストンの病院で死去した。76歳。家族が明らかにした。

 1946年7月、テキサス州バーノン生まれ。デューク大で法務博士号を取得。94~99年に大統領や閣僚などが関与した不正の捜査に当たる独立性の高い特別検察官を務めた。

 クリントン氏が、95~96年にホワイトハウスで実習生として勤務していたモニカ・ルインスキさんとの不倫関係をもみ消そうとした疑惑などを追及。130年ぶりの大統領弾劾訴追を実現した。