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共同通信
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厚生労働省のワクチン分科会は14日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した新ワクチンを予防接種法の「特例臨時接種」に位置付け、無料で接種することを了承した。20日に4回目接種の対象となっている60歳以上や医療従事者から接種を始め、10月半ばごろには、2回以上接種した12歳以上の全ての人に対象を広げる。接種間隔は当面、前回の接種から少なくとも5カ月空けるよう求める。
厚労省によると、新ワクチンはオミクロン株に対し従来品を上回る重症化予防効果があるとされ、短期間の可能性があるが発症予防効果や感染予防効果も期待できる。