カード手数料11月末公表へ

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共同通信

 公正取引委員会と経済産業省は14日、ビザなどクレジットカードの国際ブランドが、カードを取り扱う会社間の取引手数料「インターチェンジフィー」の標準料率を、11月末をめどに公開すると発表した。加盟店がカード取扱会社に払う手数料の引き下げ交渉が進むとして、公取委が公開を求めていた。キャッシュレス決済普及の後押しになると期待されている。

 公開するのはビザとマスターカード、中国銀聯の3社。国内でカードを使った取引額のうち7割をこれらのブランドが占め、3社が標準料率を決めている。