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共同通信
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沖縄県知事に再選された玉城デニー知事は14日、岡田直樹沖縄北方担当相と県庁で会談し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に関し「民意は明確に反対が示されている」と述べ、辺野古移設を断念するよう改めて求めた。岡田氏は沖縄の基地負担軽減に努める考えを示した。辺野古移設には言及しなかった。
岡田氏は8月の沖縄北方相就任後、玉城氏との会談は初めて。岡田氏は沖縄の過重な基地負担を踏まえ「早く、少しでも改善させていくことは政府の強い意志だ」と述べた。
会談で玉城氏は、2023年度の沖縄振興予算を巡り、県の裁量が大きい一括交付金の増額などを求めた。