Published by
共同通信
共同通信
2030年をめどに神戸空港が国際化する見通しとなったことが14日、分かった。18日にも開催予定の関西と大阪(伊丹)、神戸の3空港の役割を官民で話し合う関西3空港懇談会で合意する見込み。関空を補完する空港として訪日客の受け入れ体制を強化する。
神戸空港は06年に開港した。当初は神戸市が運営していたが、18年にオリックスなどが出資する関西エアポートが運営を引き継いだ。国際化を巡っては関空の機能強化を求める周辺の自治体から反対の声があり、議論が停滞していた。
現在のターミナルビルは規模が小さく、国際線の受け入れには、施設の大幅改修や拠点の新設が不可欠だ。