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共同通信
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長野県の阿部守一知事は14日、安倍晋三元首相の国葬に欠席すると発表した。国葬が開かれる27日は、58人が死亡、5人が行方不明となっている御嶽山噴火災害の発生から8年となる日で、県内で開かれる犠牲者追悼式に出席するため。
公務で県内を離れている阿部氏は文書で、元首相について「地域の要望に耳を傾け、本県の災害復興に支援をいただいた」と評価。本来は県民を代表して国葬に参列するべきだとした。
その上で、噴火災害の犠牲者追悼式への出席について、救助・捜索の指揮責任者としての立場を強調し「追悼式で犠牲になられた方々に対する追悼の言葉を述べさせていただく」とした。