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共同通信
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【ニューヨーク共同】14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比30.12ドル高の3万1135.09ドルで取引を終えた。前日の大幅下落を受けて割安感が出た銘柄に買いが入ったのが相場を押し上げた。ただ、インフレ抑制のために米連邦準備制度理事会(FRB)が急激な利上げを続けて景気後退に陥るとの懸念も根強く、上値は重かった。
米長期金利が低下傾向となり、相対的に割安感が意識されたIT株が買われた。原油先物相場の上昇で石油株も物色された。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発し、86.11ポイント高の1万1719.68。