MoMAに「パックマン」
インタラクション・デザイン特別展示
ニューヨーク近代美術館(MoMA)に昔懐かしいビデオゲーム「パックマン」が展示されており話題になっている。13日、NY1が報じた。
このパックマンは「ネバー・アローン、ビデオゲームやその他のインタラクション・デザイン」と題する特別展示の1つ。卓球ゲームの「ポン」や「スペースインベーダー」「マインクラフト」など35種類のビデオゲームが並んでおり、その内10のゲームは来館者が実際に遊ぶことができる。この他、アイポッドなどをインタラクション・デザインの例として展示。電源のオン・オフシンボルや電子メールのアットマークの由来も学ぶことができる。
「日常使っているものを美術館で見ると、新たな発見があるはず。良いものと悪いものとの区別もできるようになる」と指摘するのは建築およびデザイン部門の上席学芸員、パオラ・アントネリさん。今回の特別展示に携わった。東53丁目側壁には大型のスクリーンが設置されており、ガラスごしに人気のビデオゲームが映し出されて人目を引いている。「もうすぐ寒くて暗い冬がやってくる。ニューヨーカーの心を少しでも暖かく明るくできれば」とアントネリさんは話している。
この特別展示はMoMAの地上階で2023年7月16日まで開催。入場は無料だ。
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