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共同通信
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政府が9月末に任期満了を迎えるスポーツ庁の室伏広治長官(47)を続投させる方向で調整していることが15日、分かった。民間から登用された室伏長官は規定により最長5年間は現職を務めることが可能。東京五輪・パラリンピック後のスポーツ政策を軌道に乗せるため、継続性を重視したとみられる。
室伏長官は陸上男子ハンマー投げの2004年アテネ五輪金メダリスト。東京大会組織委員会のスポーツディレクターなどを経て、20年10月に初代長官だった鈴木大地氏の後任に就いた。
室伏長官は取材に「私が決められることではないが、続けることになれば精いっぱい取り組む」と述べた。